「せっかく頑張って美味しいご飯を作ったのに全然褒めてくれない…」
「これだけ仕事をしているのに上司は全く評価してくれない!」
本当は認めてほしいのに認めてもらえなくって嫌になってしまうことってありますよね…。
そんなあなたはいっそ”褒められたい””認められたい”って思うこ気持ちを捨ててみて下さい!
え、なんで?って思うかもしれませんが、びっくりするほど毎日が自由に感じられますよ♪
この記事では、アドラー心理学が大好きな私が、いわゆる”承認欲求”を捨てるべき理由と、捨てるための具体的な方法3つをご紹介します!
目次
アドラー心理学では承認欲求を否定する?!
人は無意識のうちに、家族や友達、先生や上司など周囲の人間に認められたいという「承認欲求」を持っています。
そりゃ確かに、周りからすごい!さすが!と言われて賞賛されるのは気持ちがいいものですし、そうやって周りから認められてこそ自分に価値があると実感するという感覚、とっても分かります(笑)
ですがアドラー心理学では、この「承認欲求」を否定します。
「周りから認められようとすんな!」と言うのです!
これを聞いて、
「いや、なんで承認欲求を捨てないとダメなんだよ!認められたいと言う気持ちこそ原動力じゃないか!」
と思ってしまいますよね。
それではなぜ、アドラー先生は承認欲求を捨てろと言うのでしょうか?
理由は、「自分の人生を自分で決めることができなくなるから」です。
自分の人生を自分で決めることが出来なくなる、ってちょっと分かりづらいですよね(笑)
具体例をあげます。
自分の人生を自分で決めることができなくなることの具体例
親や友達に認められたいから、勉強を頑張って難関大学を目指す
➡︎本当に自分のしたいことを探さずに、周りの期待に応えるために勉強を頑張っている
毎日家の前の道路を掃除している。最初はご近所さんから喜ばれたので続けていたが、最近は掃除が当たり前になって誰からも賞賛されなくなったのでやめた。
➡︎周りから賞賛されるかされないかで自分の行動を決めている。これは、あなたの行動をあなた自身ではなく他人が決めているようなもの。
このように他人からの承認を求め、他人からの評価ばかりを気にしていると、他人が抱いた「こんな人であってほしい」という期待をなぞって生きていくことになります。
つまり、本当の自分を捨てて他人の人生を生きることになってしまうのです。
あなたの行動を決めるのは他の誰でもなくあなた自身であるべきなのです!
どのようにして承認欲求を捨てればいいのか?
承認欲求を捨てるべき理由が理解できたとしても、なかなか簡単に認められようとする気持ちを捨てることってできないですよね…。
どのようにして承認欲求を捨てればいいのでしょうか。
ここでは、承認欲求を捨てるための具体的な方法を3つご紹介します!
1.ありのままの自分を受け入れる
承認欲求を捨てるためには、ありのままの自分を受け入れましょう。
アドラー心理学では”自己受容”といわれています。
承認欲求とは、そもそもを辿るとありのままの自分を受け入れられないという「劣等感」から生まれます。
自分で自分に自信が持てず、劣等感を感じるからこそ、人はせめてもの優越感に浸るために他人からの承認を求めるのです。
ですが、劣等感を感じる必要なんてどこにもないんです。
たとえ60点の不完全なあなただったとしても、この不完全な自分こそが自分なんだと、そのまま受け入れ、普通でいればそれでいいのです!
2.競争しない
承認欲求を捨てるために、人と競争する意識を持つこともやめてしまいましょう。
人と競争するからこそ、勝った負けたという勝敗が生まれます。
この勝敗によって、「勝つことで私は認められる」と思い込んでしまったり、負けることで先ほども述べたような劣等感が生まれたりしてしまいます。
他人とは競争するのではなく、共に戦う、一緒に頑張る仲間だという意識を持つようにしましょう♪
3.課題を分離する
承認欲求を捨てる方法の3つ目は、課題を分離することです。
課題を分離するとは、簡単に言えば
「他人の課題(=相手にしかコントロールできない課題)と自分の課題(自分でしかコントロールできない課題)を分けること」です。
あなたがどれだけ相手に認められようと行動したところで、その行動をどう受け取るかは相手の課題です!あなたの課題ではありません!!
つまり、認められようと行動すること自体そもそも意味のないことなのです!
それならばいっそ認められるための行動なんてしなくていいとアドラー心理学では考えるのです。
まとめ
- 自分の人生を自分で決めるために、承認欲求は捨ててしまおう!
- ありのままの自分をそのまま受け入れよう。劣等感を感じる必要は全くない。
- 人と競争することはやめよう。他人は一緒に頑張る仲間!
- あなたの行動を相手がどう受け取るかは相手次第!あなたが決めれることじゃない。
あなたの気持ちに正直になって、昨日より自由な気持ちで今日を生きていきましょう♪