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アドラー心理学

アドラー心理学とは?簡単に3分で分かる初めてのアドラー心理学まとめ!

アドラー心理学をご存じでしょうか?
私は聞いたことが無かったのですが、
先日友人が子育てにすごく役立つよ!と教えてくれたので
興味を持ち、勉強してみました!

すると、子育てだけではなく、あらゆる分野で役立ちそうだと気付きました!

目次

アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラーというオーストラリア出身の心理学者・精神科医の名前からきています。このアルフレッド・アドラーこそがアドラー心理学の創始者です。

心理学に詳しい方であれば、ジークムント・フロイトやカール・グスタフ・ユングが有名ですが、アルフレッド・アドラーもその二人と並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した一人です。

1870年にウィーン郊外で生まれ、ユダヤ人の両親の間に生まれました。アドラーが生まれた家庭は、ユダヤ人の中産階級に属しています。

第一次世界大戦では1916年に、アドラーは軍医として従軍し負傷者の治療、なかでも神経症患者の治療を行う中で、共同体感覚(一見矛盾する価値観の中で人がしあわせに生きるために必要となる感覚)こそが何にもまして大切なことだと見出します。
この共同体感覚こそ、アドラー心理学の原点とも言えるでしょう。

大戦後はこの考え方をもととして、アドラー心理学という流派を創始し、研究を続け
教育改革にも従事し、児童相談所を設立し子どもたちの精神的な健康のために改革的な考えを持つ心理学者として知られるようになります。

そして1937年、アドラーは心臓発作のために67歳で突然亡くなりました。

アドラー心理学の主な考え方

アドラーの考え方は、「人間は決断の自由を持っている」と説いています。

1.目的論

目的論は人生の全てには目的があるという考え方です。

トラウマなどは「トラウマがあるから〇〇ができない」と捉えますが、目的論の考え方は「○○ができないのは、傷つきたくないという目的のために〇〇をしない」という考え方です。なぜ?できないのかではなく、どうしたらできるようになるか?という考え方です。

「なんで失敗したんだ!」ではなく「どうしたら失敗しないか?」このアドラー心理学の考え方だと、すごく円満に話が終わる気がしませんか?お仕事や子育てには、とても良い考え方の1つかと思います。

2.課題の分離

課題の分離とは相手の課題と自分の課題を分けるということです。

簡単に例えると、「人と話すことが苦手だから友達ができない」という課題がある場合、「人と話すことが苦手=会話上手になろう!」というのは自分にとっての課題ですが「友達ができない=相手が友達になろうと思っていない」友達になろう!というのは相手の課題です。

また自分の課題は自分の努力次第でで変える事も出来ますが、相手の課題は自分自身がどれだけ努力しても変えることは不可能です。

なので、アドラー心理学で考えると、相手の課題に対して自分はそんなに気にする必要はないのです。だって、どうすることもできないですしね♪THE ポジティブです♪

3.劣等感

劣等感とは、自分が他人に劣っていると感じることです。

アドラー心理学では、劣等感と上手に付き合っていけるように考えます。

アドラーは、劣等感について「劣等感が、あなたが自己成長するための心の原動力になるなら、劣等感はむしろ持っていたほうがいい」アドラー自身は、劣等感が強かったタイプだそうで劣等感を自分の成長への原動力として使い、上手に付き合っていったそうです。

劣等感と上手く付き合っていくコツは、「なんで自分はダメなんだろう」「〇〇君よりも、できない」そう思ってしまいがちですが、アドラー心理学では問題や辛い出来事が起こった場合にはどうしたら解決できるか考えます。

また、アドラーは「自分の不完全さを認める」という言葉も残しています。自分の不完全さを認めることによって、「前の自分よりは成長しているな♪」「1つできないことがあったって、自分って良いところ他にもあるし素敵じゃん♪」と考えられるようになり、劣等感をなくさず自己成長につなげることが出来ます。

まとめ

  • 原因を追究するのではなく、目的の為にどうしたら達成できるのかを追究する
  • 起きた出来事は、すべて自分の課題ではなく自分と相手の課題であり自分だけでは解決できない。
  • 劣等感自体は、自分を成長するためには大切。劣等感をコントロールすることで
    更なる自分への成長へつながる。

今回は、簡単に代表的なアドラー心理学の代表的な考え方3つをご紹介させて頂きました!

他にもアドラー心理学は、現代人の悩みや自己啓発に役立ちそうな考え方がたくさんあります。

そしてアドラーが残した言葉にも、たくさん心に響く内容がたくさん残っています。
アドラー心理学は、日常生活や人間関係、子育てやお仕事などのさまざまなジャンルにも
役立つ内容がたくさんあります♪アドラーの考えはポジティブなものが多いので
辛いことや、ネガティブになりそうな時にも是非アドラー心理学を活用してくださいね!