簡単な解説も付けますので、初めてご覧になる方もご安心くださいね♪
目次
アドラー心理学がわかる♪名言集
ついつい怒っちゃう・・編
叱られたり、褒められたりして育った人は、叱られたり、褒められたりしないと行動しなくなる。そして、評価してくれない相手を、敵だと思うようになるのだ
アドラー式子育てが、叱らない・褒めない子育てと言われているのはご存じでしょうか。
叱ったり褒めたりの賞罰は、その場では効果的かもしれません。
ただ、子どもは「怒られたから○○しちゃダメなんだ」とか
「やったー褒められた!また褒められるために○○しよ♪」と考えてしまいます。
そして名言の通り、評価が無い時(怒る人や褒める人がいない環境)では行動できない子になる可能性があります。
適切な行動をしてもらうために、親が四六時中一緒にいて行動を褒め続けるわけにはいきませんよね!
評価で行動を決めるのではなく、「役に立っている」「まわりに貢献できている」という喜びで行動できるようになるのが、自立した人間になるための目標のひとつです。
「すごーい!えらーい!」より「嬉しい!」「助かるよ~」がオススメです。
カッときて自分を見失い怒鳴ったのではない。相手を支配するために、怒りという感情を創り出し利用したのだ
「気持ちがコントロールできずに怒鳴っちゃった・・」
子育てにおいて、よくあるお悩みのひとつです。
あなたが怒鳴っている時に出なければいけない電話がきたら、あなたは
「今あなたと話してる場合じゃないのよおおお!!!」と電話口で叫びますか?
多くの人が、気持ちをどうにか落ち着かせて対応するかと思います。
大人になった私たちは、すでに自分の意志をコントロールできるはずなんです。
怒鳴ってしまうのは、名言の通りで相手を支配しようとしているからです。
支配しようと思ってしまうのは、親子を上下関係でみているからかもしれません。
是非、子どもを自分の大切な親友と接するような対等な気持ちで接してみてください♪
人の行動の95%は正しい行動である。しかし私たちは、当たり前だからとそれを無視してしまう。わずか5%しかない負の行動に着目してはいけない
子どもは成長するにしたがって、いろんな事が出来るようになっていきます。
言葉を話し、ご飯を食べられるようになり、着替えも一人でできるようになります。
最初はすごい!と感動していたことも、いつの間にか当たり前の日常になってしまい、逆に出来ない事や自分から見て良くない行動ばかり目に付いてしまいます。
育児だけでなく、家族や職場でも言えることですよね。私も心当たりがあります・・
しかも負の行動ばかりに注目していると、逆にその行動が増えるんです!!
子どもは好ましくない事をするのは目的があるからです。
かまってほしくてイタズラをしたら叱られた。
叱られたけどかまってもらえたので目的達成!またやろう!と負のループ!!
たった5%の負の行動ではなく、沢山の良い事や出来ることに注目する癖をつけていきたいですね♪
接し方に迷っちゃう・・編
陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから
これは「課題の分離」という考え方で、ついつい怒っちゃうというお悩みにも活用できます。
何か問題が起きた時に考えてほしいのは、「これは誰の課題か?」ということ。
子育て中に起こりがちな
「子どもが片付けてくれない、勉強してくれない、早く寝てくれない・・」
○○してくれない問題の大半は子どもの課題になります!
親の課題は、「○○しない子にイラついている」事。
子どもも親も、家族だとしても別の人格なのは間違いありません。
モヤっとした時は、他者をコントロールすることはできない事を思い出しましょう!
子育てのやり方は人それぞれですから、まわりから傷つくことを言われた方もいるかもしれません。親も子供も、これを知っているだけで気持ちが軽くなる方もいると思います。
人の育て方に迷った時は「この体験を通じて相手は何を学ぶだろうか?」と考える。
やらない方がいい接し方はわかったけど、どうすればいいの?と思ったら、
この考え方をしてみましょう。
子どもは成功はもちろんのこと、失敗からも学べるし、まわりからの声掛けからだって沢山の事を学びます。
ぜーんぶ、体験・経験です。
アドラー心理学では、
「私は能力がある」「人々は私の仲間だ」と思えることで
「自立」して「社会と調和して暮らせる」行動ができるようになると考えています。
子どもがくじけそうになっている時には、上記のような気持ちを子どもが持てるかな?と考えながら接していきましょう。
価値観を押し付けない・話をじっくり聞くことが向き合うポイントです!
まとめ
- あなたは大切で必要な人。素敵なところが沢山あるよ!
- あなたと私は別の人間だけど、いつだって味方!手助けするからね~!
この思いが子どもに伝わるように、アドラー心理学を日常に取り入れてみませんか?
子育ての考え方が、少しでも楽しく変わるきっかけになれば幸いです♪