アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログ
幸せをあなたに届けます
アドラー心理学

アドラー心理学を子育てに!子ども自ら片付けが出来る魔法の一言は⁉︎

毎日毎日おもちゃを出しっぱなしにして「片付けなさい」というやり取り、もう嫌になってきますよね。

私の子供も、毎日おもちゃを出して遊んでそのまま出しっぱなし。

寝る時間になって「おもちゃ片付けなさいよ」と子どもに話しても「眠たい」だの「まだ遊んでいるから」と言われる日々でした。

初めのうちは「今なら一緒に片付けてあげるから一緒に片付けよう」と言って一緒に片付けてあげましたが、子供は調子に乗るばかり。

「どうしたら自分から進んで片付けてくれるだろう?」と毎日思っていました。

そんな私がアドラー心理学を学びたった一つの言葉を子どもにかけた所、子ども自ら片付けられるようになりました。

今回は「子どもが片付けられない」という悩みをお持ちのあなたに子どもが片付けられるようになる魔法の言葉をお教えしたいと思います。

目次

子どもが片付けられない3つの原因とは?

【そもそも片付けという事を理解していない】

赤ちゃんを想像してもらうとわかりやすいと思いますが、幼い子どもは片付けという事を理解していません。

目についたおもちゃで遊び飽きたら、次に気になったおもちゃで遊びの繰り返し。

その場合は「このおもちゃは遊び終わったらここに片付けようね」と片付けがどういう事かを子どもと一緒に片付けながら教える事で解決されます。

【まだ遊びを終わらせたくないから】

「片付けなさいよ」と子どもに言ったら「まだ遊びたい」や「まだ遊んでいるから」って言われ片付けられないのはこの原因です。

子どもにとって片付けるという行為は、遊びそのものをやめるという意味になります。

子どもの中に「まだ遊んでいたい」や「まだ寝たくない」という気持ちがある時は親が「片付けなさい」と言っても片付けたくない気持ちで片付けられなくなってしまいます。

【どこに片付ければ良いかわからない】

おもちゃの量に対しておもちゃ箱が小さかったり、片付ける場所がいっぱいあって、子どもがどう片付けて良いかわからない場合です。

私の家も昔はおもちゃ箱が小さく片付けても全然収納できていなく、どんどんどん部屋が荒れて行くなんて事がありました。

この場合は子どもがちゃんと収納出来る様に収納場所を増やしてあげたり、「このおもちゃはここに片付けるんだよ」と教えてあげる事で、子どもがどこに片付けるか理解する事が出来、片付けられるようになります。

「まだ遊びを終わらせたくないから」の気持ちを納得させるのが大切‼︎

今説明した3つの中で「まだ遊びを終わらせたくないから」以外の2つは、あなたの働きかけで解消できると思います。

「まだ遊びを終わらせたくないから」は子ども自身に片付けをするという気持ちになってもらう事が重要になってきます。

【「まだ遊びを終わらせたくないから」の気持ちを納得させる方法とは?】

子どもが「まだ遊んでるから」や「まだ寝たくない」という場合、あなたは急に子どもに片付ける事を伝えていませんか?

楽しく遊んでいる時に急にもう「遊ぶの終わり」と言われたら誰だって嫌ですよね⁉︎

「アラームがなったら片付けようね」
「あと一回遊んだら終わりね」
「このテレビが終わったら寝る時間だよ」

という様に事前に後どれくらいで終了なのか伝えて約束してください。

そうする事で子ども自身が終わりの時間を理解して約束を守ってくれます。

アドラー心理学で子ども自ら片付けを始める魔法の一言とは⁉︎

【魔法の一言とは?】

子ども自ら片付けを始める魔法の一言は「ありがとう」です。

「片付けをしてくれてありがとう」
「綺麗になって綺麗なったね!ありがとう」
「自分で片付けてくれて私は嬉しいよ!ありがとう」

この様に子どもに感謝の気持ちを伝える事で自ら片付けられるようになります。

【どうして感謝を言ったら片付ける事が出来るのだろう?】

アドラー心理学の中に『他者貢献』という考え方があります。

『他者貢献』とは、自分が他者に対して貢献できた事に幸せを感じる事ができるという考え方です。

例えばこんな事ありませんか?

  • 家事をしていて旦那から「いつも家事をしてくれてありがとう」と言われた。
  • 友達から「あなたがいるとホント助かるありがとう」と言われた。
  • 会社で上司から「〇〇さんがいてくれると事務所が明るくなるよ。ありがとう」と言われた。

こういう事を言われてあなたはどう思いましたか?

きっと「私がやった事で他の人が喜んでくれて嬉しい」という気持ちになったと思います。

その気持ちこそが『他者貢献』です。

その気持ちは子どもだって同じです。

子どもは「あなたに貢献出来て嬉しい」という気持ちになって「次も貢献したいから片付けよう」となります。

これを繰り返していると、子どもが自分から片付けられるようになります。

まとめ

今回の記事では、

子どもが片付けられない原因は

  • 「そもそも片付けという事を理解していない」「まだ遊びを終わらせたくないから」「どこに片付ければ良いかわからない」の3つの原因がある
  • 「まだ遊びを終わらせたくないから」の原因は事前に終了時間を伝えておく事で解消される
  • 「ありがとう」の言葉で子どもは『他者貢献』しているという気持ちになって自ら片づけられるようになる

についてお伝えさせて頂きました。

    子どもに対してはついつい怒ったり褒めたりしてしまいがちですが、「ありがとう」の気持ちを意識して使ってみましょう。