アドラー心理学に学ぶハッピーブログへようこそ!
私は3人の孫のおばあちゃんです。今日は私が学んだことをご紹介して、貴方のこれからの子育てに少しでもお役に立てればと思ってます。
アドラー心理学とはなにか?小さな友人との会話とは?
一緒に見ていきましょう!まずはアドラー心理学について簡単にご紹介しますね
目次
アドラー心理学とは
アルフレッド・アドラーは19世紀の精神科医で心理学者です。彼の提唱した個人心理学は、トラウマや生まれに左右されず未来に向け自分の運命を切り開いていくという目的論、自己決定論に大きな特徴があります。
アドラー心理学の名前は知ってるけど読んでなかった私は最初はピンとこず、
なんだかなあ・・と思ってました。
理論もどこかで聞いたことあるしと。調べてみてびっくり!アドラーが現在の思想家や自己啓発、カウンセリングの父ロジャーズやコーチングに至るまで影響を及ぼした源流だったんだ、と納得しました。(*_*)
アドラー心理学の子育て法はびっくりの連続でした。
昔の記憶を紐解きながら、アドラー式子育て法を考えていきました。
横の関係を作る、叱らない、褒めない子育ての意味を通して
私自身は典型的な叱る教育を受けて育ちました。厳しい母で感情的に怒鳴られることが多く叱られないようにするにはどうしたらいいかと、びくびくしてました。結果自信はつきません。今でも人から怒鳴られるのが苦手です。
結婚して子供が生まれてからは、子供達をできるだけ褒めることで自信と勇気を身に着けてほしいと願いました。それがなんと、承認欲求のとりこになってしまうことだとは!
アドラー心理学では褒められることで相手に焦点が行き、自分の生き方ができなくなると言われます。早く知りたかったよアドラー!と心の中で勝手に叫んでました。
アドラーの子育ては横の関係、子供を親しい友人のように尊重して接することです。私は親は子供を守るもの、善悪やルールを教え、育てることにより一人前になると思ってました。褒める反面ルールにはきちんとした躾けをと考えていました。
宿題しなさい、早く起きなさい、ゲームばかりしてると道具を捨てるわよ・・私のしていたことは子供の気持ちを無視した縦の関係、親の完璧な子供のコントロールでした。
アドラー心理学を学ぶにつれ、子供の声に耳を傾けなさい、子供の考えを表現してもらいなさい、その上で一緒に考えて行きなさいと言われている気がしました。
申し訳ないことをしたなあと子供に対して思います。自分のことはわからないものですね。
今当時を振り返り必要だと思うのは、子供のありのままを少し離れて客観的に知ることです。
なにもできない子供ではなくなにができるのか、なにを獲得していこうとしている段階なのかをよくみていく、感じることの大切さです。子供に理解が深まります。
でも、仕事と育児に追われるママには難しいかもしれません。そんな時はパパの出番です。男性は妊娠の10カ月がない分女性に比べると子供に関して客観的です。
それが他人事に思え時々イラっとしますよね(笑) でも、これが力になります!
男性は解決脳、女性は共感脳と言われます。その特性を生かしてパパにアドラー心理学や、子供の心と体の発達過程を学んでもらい、リアルな子供の育児に参加してもらうこと。そして貴方と子供の調整役を務めてもらえたら最強な子育てができそうだなと思いませんか?
子供を親しい小さな友人として「貴方はどう思う?」「どうしたい?」と会話しながら生活することが横の関係であり、子供を小さな友人として尊重することになるんだなと思います。
課題の分離は人間関係の始まり
この課題は誰のものかを考え相手の課題には踏み込まず、自分の課題には踏み込ませないことが良好な人間関係を築けると考えます。
これを聞いた時、分かってるけどできない、冷たいような気がするし、子供に対しては難しいよねと思ってました。ただ徐々に、課題の分離は人間関係の終わりではなく、始まりなんだ、相手を尊重するための手段なんだと思えてきました。
子育ての目標は自立です。自立して自分の人生を生きていくためには自分の頭で考え、決断していくことが求められます。自分でできる事が自信に繋がります。
親が子供の課題に踏み込むのは次の理由が考えられます
子供を守るのは親の務めと思いすぎている(過干渉)
心配することに耐えらえない(過保護)
自分の人生に対して罪悪感がある
すべて親の課題です。今回そんな自分に気付き成人した子供を心配することをやめました(笑)
勿論、小さな子供達には手助けが必要です。手伝おうか?一緒に考えようか?と勇気づけながらも中心はあくまでも子供です。子供が考え、自分で決断し、行動していけるよう見守りたいですね。
承認欲求の否定について考えること
子育てで褒める教育をしてしまった私ですが、実は夫も、私も、子供も承認欲求にとらわれているところがあります。褒められると超嬉しい、無視されると落ち込む、人をうらやむ、・・情けないけど止められん!理論は分かってもできん!が感想でした。
今回ちょっとした対策を思いつきました。他人に対するネガティブな感情が生まれた時、自分の空間を好きなものでいっぱいにしました。
音楽、気の合う人とのたわいないお喋り、緑をみる、花を植える、愛犬と遊ぶそこに集中することでその感情はいつもより薄まってきました。心地よい空間と集中はおすすめ!
他にもこんな工夫も↓
まとめ
- アドラー式子育て法を学ぶことは生きる上での指針を手に入れる事です。
- アドラー心理学を基準に、自分なりの工夫をすることで子育てや生活をパワーアップしよう!
アドラー心理学は勇気の心理学です。学んで、実践して、振り返りを継続して身に着けることでライフスタイルを変え、幸せをつかむことができます!
応援してます!