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アドラー心理学

アドラー心理学の子育て法!言葉かけで子どものやる気や自信を高めよう!

子どものやる気や自信を高めるには、どんな言葉をかけたらいいでしょうか?

“上から目線”の「ほめる」より、
横の関係である「勇気づけ」をすすめるアドラー心理学をベースに、
子どもへ勇気づけができる言葉かけを、今回は具体例も含めてお伝えします♪

目次

アドラー式の言葉かけとは?

アドラー心理学の「勇気づけ」が近ごろ教育界で注目されています。
アルフレッド・アドラー(1870 – 1937)は人の持つ劣等感を重視しました。
心の発達はこの劣等感の克服にあると考えました。

アドラーによれば、勇気をくじき、劣等感を生じるような言葉は、心の発達を阻害します。
子どもにはなるべく、勇気を与えるような言葉かけ
すなわち勇気づけを行うのが望ましいのです。

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言葉かけのメリット

子どものやる気や自信を高めるのに、つい褒めたりしませんか?
実は褒めてしまうと、褒められないとやる気が出なかったり、
自信を失くしたりしてしまいます。

アドラー式の言葉かけは、
褒めなくても、子どものやる気や自信を高めることが可能で、
普段の子どもへの話し方や、話す内容を変えれば簡単に誰でもできます♪

言葉かけを実践してみよう!

子どものためを思って言ってるつもりだけど、
実際は「早くしなさい!」「いつまで○○してるの?」など、
命令口調や急かすフレーズばかりになっていませんか?

では、つい口にしがちなフレーズをどう言い換えたらいいのでしょうか?
具体例をみていきましょう!^^

学校に行く時に、準備が遅くなっていつも集団登校に遅れる

「早くしなさい!毎日時間かかりすぎ!」

「急いでもらえるかな?みんな、困ってるよ?」

命令口調、上から目線はやめましょう。
対等な立場で、穏やかに話しましょう。
どうすれば、準備が早く出来るか子どもと話し合うことも大切です。

なぜ、早くしないといけないか理由を説明すると、
子供も納得し行動できるようになります。

ゲームやタブレットの時間を守らない

「いつまでやってるの!もう取り上げ!」

「何回も言ったけど、やめられなかったね。
約束を守れないときは3日間ゲームはママが預かる約束だったよね」

時間を守らなかった場合に、勝手に取り上げたりするのはやめましょう。
まず、子どもと話し合って時間を決め、
時間を守れなかった時はどうするかまで、子どもにも考えさせましょう。

子ども自身が自分で決めた時間、自分で決めたルールを守ることも教育の1つです。

門限をオーバーして帰宅

「遅い!こんな時間まで何してたの!なんで連絡もできなかったの!」

「遅かったから、すっごく心配したよ!
これからは、遅くなるなら必ず連絡してね」

頭ごなしに怒らず、まず最初に”心配した”ということを伝えて下さい。
次に遅れた理由を子どもを責めずに聞いて、今後同じことが起こった時や、
遅くなってしまう時にどうするか話し合って下さい。

食べるのが遅い

「いつまで食べてるの?早く食べなさい!」

「✳︎時までに食べられるかな?
公園に遊びに行きたいから✳︎時までに食べてほしいな!」

基本は、子どもに何時までに食べられるか聞いて考えさせて下さい。
なかなか決まらない場合は親から「✳︎時はどう?」と提案してみてもいいです。

なぜ、早く食べないといけないか理由も説明してあげると
子供も納得し時間を見ながら、時間内に食べられるようになります。

もし、時間が守れなかった場合はどうして食べられなかったのか、
子どもに考えさせることも大切です。

寝る時間なのに、いつまでも遊んでいて寝ない

「いつまでも遊ばないで、早く寝なさい!」

「もう寝る時間だよ!お片付けして、寝る準備しよう!」

遊ぶことに、夢中になって時間を忘れて遊んでいる場合もあります。
「いま、✳︎時だよ!」「✳︎時になったら寝ようね」「あと5分で✳︎時だよ!」という風に、子どもに寝る時間を意識させてください。

ついつい、「早く!」というキーワードを使いがちですが
具体的に時間を子どもに教えてあげると、時間をみて自分で考えてできるようになります。

できなかったことや、約束を守れなかったことに対して叱ることは、
子ども側からすると”自分はダメな子”
”できなかった自分”と自分自身を否定する場合があります。
そしてやる気や自信を失う原因になります。

まとめ

  • 頭ごなしに、怒ったりしないこと
  • 対等な立場での話し方を心がけること
  • 子どもに考えさせ、決めさせる

親の言葉のかけ方ひとつで、子どものやる気が湧いてきたり逆に無くなったり、
自信を持ったり逆に無くしてしまったりします。

普段何気なく言ってしまう言葉ひとつひとつ、
大切に言葉かけをしていきましょう(o˘◡˘o)