アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログ
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アドラー心理学

アドラー心理学の共同体感覚の自己受容感って?ありのままの自分を!

自分に自信を持ちたいのになかなか持てない…。

そんなあなたは必見です!

私自身、毎日のように家事・育児に追われる多忙な毎日を過ごしているうちに、自分に価値なんてあるのかな、と考えてしまい、自分に自信がなくなっていたことがありました。

しかし、アドラー心理学の自己受容感の意味が理解できたことで、自分の価値に気付き、自分に自信が持てるようになりました!

あなたの価値を教えてくれる自己受容感についてご紹介します!

目次

アドラー心理学における共同体感覚と自己受容感

アドラー心理学では、最終的には人生において唯一の幸福である”共同体感覚”を得ることをゴールとしています。

いきなり共同体感覚と言われても、なかなかイメージが湧きませんよね(笑)

実際、共同体感覚は文字通り”感覚”なので、明確にイメージすることは難しいのですが、共同体感覚を大きく4つの要素に分けるとイメージしやすくなります!

【唯一の幸福”共同体感覚”を構成する4つの要素】

所属感ー私はここにいてもいいんだ
貢献感ー私は人の役に立っているんだ
信頼感ー周りを信頼できます
自己受容感ー無理せずありのままの私を受け入れてる

この中でも今回詳しく紹介する自己受容感は、共同体感覚を掴むための入り口となる感覚です。

では、自己受容感とは一体どんな感覚なのか、また自己受容感を得る為にはどうすればいいのか、一緒に見ていきましょう♪

共同体感覚の入り口となる”自己受容感”って?

自己受容感とは”ありのままの自分に自信を持ち、ありのままの自分を偽らずにそのまま受け入れること”です。

ここで知っておいていただきたいのは、自己受容は自己肯定とは違うということ、そして自己肯定ではダメだということです!

自己受容と自己肯定について、言葉の意味を整理しておきましょう。

△自己肯定とは△
60点の自分を100点ですと無理矢理言うこと。
私は頑張っているんだ、私はすごいんだと思うこと。

○自己受容とは○
60点の自分は60点なんだと、不完全なのだと素直にそのまま受け入れること。

自分を”ありのまま受け入れているかどうか”がポイントですね♪

きっとあなたはいつも誰かに見えないところで頑張り、自分を励ましていることでしょう。
ですが、その励ましにはきっとどこか無理している部分があるとアドラー心理学では捉えるのです。

なぜなら人間は誰しもが不完全で、完璧な人なんでいないからです!!

自分はできることもあればできないこともあるし、間違うことも失敗することもある。

けれど、それも含めて自分なのだから、今の自分を受け入れて、自分のできる範囲でできることだけを考えていきましょう、と言うことですね♪

自己受容感を高めるために

「ありのままの自分を受け入れろなんて言われても、自分に自信がないから受け入れられない…。」

こんな風に感じる方も少なくなと思います。最初私もそう感じていました…。

ですが、アドラー先生はめっちゃ優しいです。

だって「あなたはあなたという存在があるだけで、価値がある」と全力で励ましてくれるのです!

え、いるだけでいいの?となりますよね(笑)

このことについて、アドラー心理学では行為レベルでの価値存在レベルでの価値という風に分けて説明しています。

△行為レベルでの価値=~~をすることで得られる価値△
 仕事をすることで、お金を稼ぐことで、家事をすることで価値
が得られる

○存在レベルでの価値=私という存在があるだけで得られる価値○
 
ただ家族にあなたという存在があるだけで得られる価値

存在レベルの価値というものがわかりづらいかも知れませんが、
例えば小さい子って何もしていなくてもその場にいるだけで可愛い!って思えたり、

両親は今何かあなたに直接価値を提供していなくても、両親という存在があるだけで心の支えになることってありますよね!

このように、ただ存在しているだけで発生する価値というものが、あなたにも必ずあるのです!

私にも、存在レベルで価値があるんだ。行為レベルでの価値にこだわらなくてもいいんだ。

そう考えることこそが、自己受容を行う上でとても大切になるのです♪

まとめ

  • 自己受容感は、人生で唯一の幸福である”共同体感覚”を掴むための入り口となる感覚
  • 自己受容感とは、ありのままの自分をそのまま素直に受け入れること
  • 行為レベルではなく、存在レベル価値を認めればそれでいい

行為レベルで自分の価値を考えるのではなく、存在レベルで自分には価値があるんだと、素直に自分を受け入れましょう。

そうすれば、必ず自分に自信が持てるようになります!