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アドラー心理学

アドラー心理学の目的論は人生を180度変える! メリットを3つ紹介

「目的論って何のことかよく分からない」
「そんなにいい考え方なの?」

目的論に対してこんな感情を抱いているあなたに、目的論で考えることの素晴らしさ3つ厳選してご紹介します!

この目的論の考え方で物事を捉えることで、あらゆることに対する見え方が大きく変わって人生がずーーっと前向きになりますよ!

是非ご覧ください♪

目次

目的論とは?原因論との違い

目的論とは、あらゆる行動は何かしらの目的を達成するために行なっているとする考え方で、原因論と対になる考え方です。

意味わかんねぇ!読むのやーめた!と思ったそこのあなた!
分かりやす〜く解説するのでちょっと待ってください!

例えばこんな場面を想定してみてください♪

  • 今日は寒いから厚着をしていく
  • 明日は朝早いから早く寝る

この2つの”厚着をしていく”、”早く寝る”という行動について、原因論目的論で考えてみましょう!

原因論目的論の具体例】

  • 今日は寒いから厚着をしていく
     原因論 
    ➡︎今日は気温が低い(原因)から、厚着をしていく
     目的論 
    ➡︎行き帰りの道のりで凍えないため(目的)に、厚着をしていく
  • 明日は朝早いから早く寝る
     原因論 
    ➡︎明日朝起きる時間が早い(原因)から、早く寝る
     目的論 
    ➡︎明日はやく起きるため(目的)に、早く寝る

このように、
原因論では、何かしら原因があるからその行動をとっていると考えるのに対し、
目的論では、何かしら達成したい目的を達成するためにその行動をとっていると考えるのです。

なんとなくイメージがついたのではないでしょうか。

私たちはついつい何かしらの原因があるから今の結果や行動をしていると考えがちです。
だけれど実は今の結果や行動って原因があるからではなくて、何かしらの目的を達成するためなんだ!とアドラー心理学では考えるわけですね。

目的論で考えるとこんなにもいいことだらけ!メリット3つ

それでは、なぜアドラー心理学では原因論ではなく目的論で考えるべきだとしているのでしょうか。その理由は明確なメリットがあるからです!

ここでは目的論で考えるべき具体的なメリットを3つご紹介します!

1.最適な別の行動が見つかるかもしれない

目的論で考えることのメリット1つ目は、目的を達成するために最適な別の行動が見つかるかもしれないことです。

なぜなら、目的論では目的を達成できさえすれば今の行動にこだわる必要がないと考えることができるからです!

例えば、もう一度”今日は寒いから厚着をしていく”場面を想像してみてください。

これを原因論で考えた場合、今日は気温が低いという原因があるから、厚着をしていくんだと考えます。
これだときっと厚着をするという選択肢しか出てこないですよね。

しかし目的論で考えれば、”凍えない”ということさえ達成すれば厚着でもなんでも良いのです。

例えば手袋やマフラーをしていく、カイロを持っていく、車やバスを使う、などさまざまな選択肢が考えられますよね!

このように、目的論で考えることで、原因論では考えもしなかった他の選択肢を思いつくきっかけになるのです。

2.姿勢が前向きになる

目的論で考えることで、姿勢や気持ちが前向きになります

なぜなら、目的論では、今の現状は原因があったからではなく目的があるからこそ起こっていると捉えるからです。

例えば、”よりによって家事育児で忙しいタイミングで風邪をひいてしまった”、という場面を想像してみてください。

これを原因論で考えた場合、
無理をしてしまった、体力がなかったなどという原因があるから、風邪をひいてしまったんだ…と考えてしまいますよね。

しかし目的論で考えた場合、
壊れそうになっていた身体を休ませるために風邪をひいたんだとか、普段なら頼めなかった夫へ家事を手伝ってもらうきっかけを作るために風邪をひいたんだなと捉えることができます。

現状を原因で捉えると、どこか自分を責めてしまうようなことでも、目的を考えて、目的を達成するために今があるんだと捉えることで気持ちがずっと前向きになります。

3.今すぐ変わることができる

目的論で物事を捉えることで、今この瞬間から変わろうと思えばあなたは変わることができます。
なぜなら、目的論では過去がどうだったは一切関係がないからです。

例えば、”コミュニケーションが苦手でご近所付き合いが苦手”だとします。

これを原因論で考えた場合、
昔から友達が少なかったからコミュニケーションが苦手だと考えます。

しかし目的論で考えた場合、
コミュニケーションを取ることでご近所さんに変に思われないようにするために自らコミュニケーションを避けているのだと捉えます。

ですがよくよく考えてみれば、相手にどう思われるかは相手次第です。あなたが
考えるべきことではありません

過去がどうだったからとか、過去にこんなことをしてきているからなんてことは一切関係ないのです。関係があるのは、これからあなたがどうしたいか、どうなりたいかということただそれだけです。

まとめ

  • 目的論では、何かしら達成したい目的を達成するために今の行動があると考える
  • 目的論で考えることで、原因論では考えもしなかった他の選択肢を思いつく
  • 何かしらの目的を達成するために今があるんだと捉えることで気持ちがずっと前向きになる
  • 過去は一切関係なく、これからあなたがどうしたいか、どうなりたいかということだけ

過去の原因ではなく未来の目的を見て今の行動を捉えていきましょう。
人生の見え方が大きく変わってくるはずですよ♪