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アドラー心理学

アドラー心理学と子育て|成功経験を見いだす5つのコツでポジティブに!

子育てに悩みはつきものです。
自分の言動に自信をなくしたり、ネガティブな気持ちになるときがあります。

私の場合は…
怒りたくないのに、今日も怒ってしまった。
やっぱりイライラする!!

と思うことが多かったのです。
怒った後しばらくして、自分自身にがっかりして落ち込んでしまうんです…。

こんなとき、早くポジティブな気持ちに切り替えたいですよね。

実は、ネガティブで成功した経験がない、と感じやすいのは、
完璧主義で自分に厳しい人ともいわれています。

そんな自分の中の成功経験を見つけ出して、
ネガティブな気持ちから脱出するコツをご紹介します。

目次

成功を見つけてポジティブになれる5つのコツ

子供に怒ってしまったとき。
言いたいことを言ってスッキリしていたら、それはそれで良いんですけど、
大抵はそうじゃないです。

怒りたくないのに怒ってしまったので、落ち込んでモヤモヤしています。

そんなときに限って、お鍋を焦がしちゃったりして、またイライラ…
上の子に怒っているとき、下の子も同じ態度で接してしまう…
もう悪循環ですね。

高すぎる目標を捨てよう

とにかく怒ってばかりの自分が嫌だったので、「怒らない」を目指していました。
でも、当時の私には「怒らない」という目標は高すぎたんですね。

もし、このときの目標が「1日に一万回怒らない」だったら、目標達成です!
(「1日に100回怒らない」だったら達成できないかも…!?)

ちょっと無理矢理でも良いです。
とにかくネガティブの悪循環から速やかに抜け出しましょう

これは、目標を決めないということにも近いです。
「1日に一万回」なんて目標は無いも同然ですよね。

怒りたくないと悩む私が子供と接する上で、無理のない目標というと、

「朝、起きたら『おはよう』と言う」
「今日やったことをお話しする」とかでしょうか?

こんな感じで、出来そうな目標に置き換えましょう。

もし私と同じように怒ってばっかりで嫌だと悩んでいる方は、
いきなり「怒らない」という目標設定はおすすめしません

「理想的な自分」は現実の自分ではない

「叱らない育児」を実践したいのに、叱ってしまった。
モヤモヤした気持ちのまま料理していたら、焦がしてしまった。
焦げててもおいしいよ、とか言われて、「焦げ」を指摘されてまた落ち込んだ…。

おもいっきり過去のトラウマを引きずっていますね。
それって、ありのままの自分を受け入れていない状態です。

怒らない私・焦がさない私というのは「理想的な自分」です。
いつもの、普段の、「現実の自分」とは違うのです。

「理想的な自分」がデフォルトだと思っていると、
理想からちょっとでも外れるとすぐに失敗したと思ってしまいます。

失敗して元々です。
普通だな、いつも通りだな、という日は大成功!と思いましょう。
いつもうまくいかないな、と思ってはいけません。

ポジティブな部分を捉えよう

私は「焦げててもおいしいよ」と言われたときに、意識して「おいしい」を捉えて
「おいしいんだったら、ま、いっか」と思うように気を付けています。

本当にネガティブですよね。
子供が「焦げててもおいしいよ」ってフォローしてくれているのに、
「焦げ」を改めて指摘されたような気分になってしまうなんて。

焦げちゃってもおいしかったんだから良いですよね。

アドラー心理学を知った今なら、
「わざわざ焦げててもって言わないでよ!」なんて言い返してしまって、自己嫌悪になったとき、

「さっき、おいしいって言ってくれてありがとう
後からでも言えばよかったんだな、と、わかってきました。

優先順位をつけよう

例えば、子供がコップの牛乳をこぼしたとき、
叱らずに「自分で拭いてもらえる?」というのがアドラー流です。

でも、こぼしたのが冷たい牛乳じゃなくて、出来立てアツアツの味噌汁だったら…?

拭いてもらえる?なんて言ってる場合じゃないですよね。
見守ってる場合じゃないですよね。

こぼしてしまったことを責めてしまうかもしれません。

ここで、大声を出してしまったとか、
自分で拭いてもらえる?みたいな声かけができなかったとしても。

冷やすとか着替えるとか、やるべきことをやっていたら、
もうそれだけでいいじゃないですか。

優先順位の高いものはクリアしています。

気持ちを切り替える言葉を言う

私の場合は「ま、いっか」です。

「おいしいんだったら、ま、いっか」でも使っています。

あーあ。やっちゃった。
でも、ま、いっか。
「ま、いっか」と実際に口に出して言うことで、自分も周りも気持ちが切り替わるような気がします。

他にやることたくさんありますよね。
仕事前なら仕事にでかけたり、家にいるなら洗濯物をたたんだり…。
好きなTV番組を見るにしても、気持ちを切り替えないままだと楽しめません。

怒ったり落ち込んだりを継続しながら次に向かうのではなく、
その気持ちが消えるまでいかなくてもなんとか収まって、
さて次のことをしなくちゃ。と思えたら、それは小さな成功です。
きっと、今までその小さな成功を繰り返しています。

人によって言葉は違うかもしれませんが、
この気持ちを切り替えたいときに言う言葉を用意しておくのはおすすめです。

まとめ

  • 成功しないと感じるのは、目標が高すぎるのかもしれない
  • 「理想的な自分」は、いつもの自分ではない
  • 意識してポジティブな部分を捉えるようにしよう
  • 優先順位の高いものができていれば良い
  • 気持ちを切り替える言葉を言おう

子供をはじめ、相手を変えようとするのではなくて、
自分を変えようとすることによって幸せになるのがアドラー心理学の考え方です。

自分に厳しいひとは、ちょっとくらいうまくいっても、
まだまだ、この程度では成功とはいえない!と思いがちです。

また、日本人には謙遜する文化がありますので、
たまたま成功しただけ、運が良かっただけ、などと思いやすいそうです。

あなたが「こんな自分が嫌…」、「自分なんて…」と
ネガティブな気分になってしまったとき、
この5つのコツの中にポジティブになれるきっかけがあればとても嬉しいです♪