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アドラー心理学

アドラー心理学をどう子育てに生かす?承認欲求を知り幸せに!

子育てや家事を一生懸命頑張っているのに誰からも褒めてもらえず、何のために私は頑張っているのだろう、私は家政婦じゃないのよって思うことありますよね。

誰にも認められず感謝されないってとても辛い事だと思います。

アドラー心理学の承認欲求を理解する事によってそんな思いもしなくなり、幸せになる事が出来ます。
私も実際承認欲求を理解して何に対しても頑張る事が辛くなくなった1人です。

今回はアドラー心理学の考え方の一つ「承認欲求」について解説します。

目次


「承認欲求」とは

【承認欲求とは何か?】

承認欲求とは他者から認められたいと言う欲求の事です。子育てを一生懸命頑張っているのに誰にも褒められない、誰も認めてくれないと言う気持ちが承認欲求にあたります。

誰だって頑張ったら認めてもらいたいですよね。

でもアドラー心理学では承認欲求を捨てる事で幸福になれると言う考え方です。

誰かの為に頑張ると言う考え方だと、逆を返せば誰かに認めてもらわないと頑張らないって事になっちゃいますよね。

また、誰かの為に頑張ると言うことは他人の評価の為に頑張る事になり、全然自分の為に生きれていません。

【承認欲求を捨てる考え方】

じゃあどうすればいいかと言うと、他人の評価なんて気にしずに自分が社会や誰かに貢献している事に幸せを感じる事です。

つまり他人に褒めてもらったり見返りを求めるのではなく、自分が存在する事で他人や社会に貢献している事に幸せを感じるようにすると言う事です。

自分がそこに存在するだけでみんな幸せでしょ!」と言う事です。

この考え方が「承認欲求を捨てる」と言う考え方になります。

子育てにおける承認欲求とは 

【子育てにおける承認欲求の考え方】

ここからは、子育てでどう「承認欲求を捨てる」と言う考え方を活かすかを紹介します。

初めに例にした「子育てや家事を一生懸命頑張っているのに誰からも褒めてもらえず、何のために私は頑張っているのだろうって思う」について解説します。

確かに一生懸命頑張っているんだから誰かに褒めてもらいたいと言う気持ちになると思いますが、あなたは褒めてもらう為に頑張っているのでしょうか?

違うと思います。

きっと子どもや家族が幸せに暮らせる為に頑張っているのではないでしょうか。

家族が幸せに暮らせる為に頑張ると言う考え方が承認欲求を捨てると言う考え方です。
感謝するしないは、子どもや家族の課題であって貴方が悩む事ではありません。

だって強要して無理に感謝されても全然嬉しくないでしょ⁉︎

貴方は自分が頑張った事によって家族が幸せに暮らせていて、自分の存在が必要とされてる事に幸福を感じると言う事がとても大切になってきます。

そう考えたら感謝の言葉が無くても自分が居なくちゃダメだなって思えて気持ちが楽になってきませんか?

【赤ちゃんにおける承認欲求の考え方】

赤ちゃんを育てる事を考えたらもっと「承認欲求を捨てる」について理解しやすいかもしれません。

赤ちゃんって自分じゃ何も出来ないから全てに関して手助けしますよね。
おっぱいをあげたり、ミルクをあげたり、オムツを変えたり、お風呂に入れたり、寝かしつけたり‥

でも赤ちゃんって泣く事しか出来ないから感謝なんてできる訳ないですよね。

赤ちゃんに感謝される為に頑張っているんじゃなくて赤ちゃんにとって自分が必要だから頑張っていると思います。

赤ちゃんにとって自分の存在が必要とされている事に幸福を感じると言う事が「承認欲求を捨てる」と言う事です。

【承認欲求と依存の違い】

ただ気をつけなくては行けないのは自分の存在に幸福を感じる事と他人に依存する事は分けて考えなくてはいけません。

依存は別物です。自分の存在が必要とされている事に幸福を感じるのは「承認欲求を捨てる」ですが、自分の存在が必要とされていて見返りを求めるのが「依存」です。

「私は必要とされているからこんなに頑張ったのに何で‥」と言うのは依存になりますから見返りを求めるのではなくやりたくてやっているぐらいのスタンスでいる事が大切になります。

まとめ

今回は

  • 自分が存在する事で他人や社会に貢献している事で幸福を感じる事が大切。
  • 子育てでは、自分の存在が必要とされている事に幸福を感じる事が大切。

この2点をお伝えさせていただきました。

私自身承認欲求を知る前はこんなに頑張っているのにどうして認めてくれないんだろうって思う事も多々ありました。でも承認欲求を知り、人に認められる為に頑張るんじゃなくて自分がやりたくてやっているんだ。

自分がそこにいるだけでみんなハッピー!

ぐらいのポジティブな気持ちでいると幸せな気持ちになり、子育てだけでなく全ての人間関係が楽になる様になりました。

これを読んでみなさんがそんなポジティブな気持ちになって幸せな子育てに役立てる事を願っています。