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アドラー心理学

アドラー式子育てのコツ!本当にいいの!?褒めない叱らない2つの勇気づけ

子育てをしていると、子供の褒め方や叱り方に悩みませんか?
「コラー!」とか「それダメー!」と叱ったり、親の都合で機嫌を損ねて欲しくなくて、「すごいね!」と過剰に褒めることしてません?
ちなみに娘3歳、自我が芽生えイヤイヤ期の延長戦…。
1日で何度叱って、何度機嫌取りしてるのか…数えると切りがないくらいです(笑)
叱りたくない…けど放っていけない
沢山褒めてあげたい…でもそんな余裕ない
そんなママさんたち!朗報です!(笑)

褒めなくていいんです!! 叱らなくてもいいんです!!

えっ!?そんなんでいいの!?
難しくない?絶対無理でしょ!と思ってるママとパパ!
私も同じこと思ってました。アドラー式子育てに出会うまでは…。
でも、実践してみると子育てが楽しくなりました。
今日はそんなアドラー式子育てのコツ教えちゃいます!!!

目次

そもそもアドラー式子育てって何??

アドラー式子育てって何?って思ってる方もいるんではないでしょうか。
アドラー式子育てとは、アルフレッド・アドラーが提唱した心理学になり、その心理学を取り入れた子育てのことです。

アドラーは、「世界によい未来をもたらす子どもを育てること」ついて考え続け、育児と学校教育こそが、暴力を使わない良好な人間関係、より良い社会環境を作ることが出来ると結論づけ、生涯に渡りこの考えを広め現在のアドラー心理学、アドラー式子育てに繋がっているのです。人間はすべて平等で、大人も子どもも対等、つまり親子も対等なのです。

アドラー式子育てでは「褒める」という評価はしません。また、子どもが言うことを聞かないときに、叱ったりもしません。

簡単に、褒めず・叱らずといわれても難しいですよね…。
では、具体的にどうしたらいいのかご説明しますね!

褒めるではなく「勇気づける」コツ

そもそも褒めて何が悪いの?良いことしたら沢山褒めてたい!
いつも叱ることが多くたまの褒めるくらいしてもいいのでは?
そう思うママ、パパ多いと思います。私も最初は皆さんと同じ考えでした。

褒めるという行為は、基本的に上から目線です。
アドラー式子育てでは、「子どもを一人の人間として対等に扱う」ことが大切です!
褒めるという上から目線ではなく、勇気づけるよう子どもに話かけてください。
具体的には、子どもの気持ちに寄り添って、自分の気持ちを伝えることがポイントです!

例えば…
◎子どもがお手伝いしてくれたとき
「お手伝いしてすごい!」と褒めるのではなく、
「お手伝いしてくれたから早く終わって助かった!ありがとう!」と勇気づける

◎子どもがテストで100点とったとき
「すごい!さすが!」と褒めるのではなく、
「〇〇ちゃん嬉しそうだね。ママも嬉しい!」と勇気づける

最初は褒めてしまうかもしれません…。いいんです!!
簡単に今までしたことを変えるのは難しいので、ただ少しずつでいいので子どもに寄り添ってみてください。
おのずと、勇気づけの言葉がでると思います!!

叱るではなく「勇気づける」コツ

叱らないとか無理でしょ!毎日毎日悪さばかり、これは躾だからと自分に言い聞かせるママ・パパ多いですよね。
子どもが部屋を片付けないとき、「なんで片付けないの!もうおもちゃで遊ばないで!」と怒ったりするのは、アドラー式子育てでは、「勇気くじき」という行動です。
子どものやる気を失わせてしまうのです。
「そんなこと言っても、言わないと片付けないから…」
大丈夫です!そんな時も勇気づけの言葉が役に立ちます!

例えば…
◎子どもが片付けをしないとき
「ちゃんと片付けなさいよ!もうおもちゃで遊ばせないよ!」と叱るのではなく、
「部屋が片付かなくて困ってるの。使ったものを片付けてくれると助かるんだけど」
と気持ちを伝え、勇気づける。

◎子どもが約束を守らないとき
「約束守るって言ったじゃない!なんで守れないの!?」と叱るのではなく、
「約束を守ってくれなくて困ってるの。どうしたら約束守れるようになると思う?」
と自分で考えさせて勇気づける。

なかなか、最初は怒ってしまうかもしれません。
気付いたときでいいです。実践してみてください。きっと子どもさんの反応が違うはず!
叱らないでは、勇気づけの他に自分の気持ちを伝え、どうしたらいいのか子ども自身に考えさせることも大切です。

まとめ


・上下関係をつけず、1人の人間として対等に接する
・子どもの気持ちに寄り添い、自分の気持ちを伝える
・褒める、叱るのではなく勇気づけの言葉を子どもにかける

2つの勇気づけで楽しく笑顔で子育てしましょう!!