「あそこの旦那は育児に積極的で羨ましいなぁ」「旦那が育児をもっと手伝ってくれたらなぁ」なんて思うことありますよね。
そんな事思って帰宅して旦那に話しても話を誤魔化されたり仕事が忙しいと言われたり、中々上手くいがない方も多いのでは⁉︎
そんなあなたにアドラー心理学を生かして旦那に子育てを積極的にさせる3つの方法を紹介します。
これを生かせば周りから羨ましがられる旦那になるのではないのでしょうか。
目次
旦那が育児をやらない5つの理由!
【1.物理的に無理】
一つ目は物理的に無理な場合です。始発から出勤して帰宅は終電そんな場合は物理的に厳しいですよね。
【2.何をして良いかわからない】
2つ目は「何をして良いかわからない」です。普段から面倒を見ていないからいざという時どうしたら良いかわからないからやらないという事です。
【3.ママの方が上手いから】
3つ目は自分がやるよりママがやった方が早いし上手いから任せてしまう。
ママだって最初から早くて上手くいった訳ではないのにね
【4.パパとしての自覚がない】
4つ目は、男性って自分が産んだ訳ではないからどうしても中々パパになった実感が湧きにくいんです。
時間がたてば段々パパになったって自覚が湧きますが、人によっては時間がかかります。
【5.自分の時間が欲しい】
5つ目は4つ目に付随しますが自覚がないから自分の時間を優先して、例えば「ゲームやりたいから子どもと遊ばない」みたいに自分の時間を1番優先にしてしまいます。
【気持ちの持ち方で絶対出来る】
今紹介した5つの理由を見てどう思いましたか?
一つ目の「物理的に無理」以外はパパの気持ち次第で改善できると思いませんでした?
ではここからはパパがどうしたら育児に積極的になるかについて紹介します。
パパをやる気にさせるアドラー心理学!
【褒めない・叱らない『勇気づけ』】
これは育児にも共通する事ですが、実は人を育てたりする場合って褒めたり叱らなったりしてはダメなんです。
『褒める』という行為は、一見良いように思われがちですが、
「褒められる為にやる」→「誰も見てないから褒めてもらえない」→「やらない」
という様に褒めてもらう事を目的にしているから、褒める人がいないならやらないという考えになってしまいます。
逆に『叱る』という行為は、
「叱られたからやめる」→「叱られないからやめない」→「やめない」
という様に叱る人がいないから悪い事をやめる必要がないという考えになってしまいます。
ではどうするかというと、
良い行いをした場合は『感謝する』
悪い行いをした場合は『問い掛ける』
具体的な例で説明します。
- 旦那が積極的に赤ちゃんにミルクをあげてくれた場合は「ありがとう。ミルクあげてくれたおかげでホントに助かる」とお礼の気持ちを伝えましょう。
そうする事で自分は奥さんの役に立っているという気持ちになり違う事も積極的にやってくれる様になります。
- 旦那が自分の時間を優先して中々育児を手伝ってくれない場合は「赤ちゃんにミルクあげたいけど晩ご飯も作らなくちゃいけないけどどうしよう?」と一度問い掛けてみてください。
そうすると「ミルクぐらいなら俺あげとくよ」と旦那さん自らで考えてやってくれるはずです。
重要なのは自分で判断して自分の意思でやる事です。
怒られたり褒められる為にやるのは一時的にやるだけでその後のやる気には繋がりません。
【誰かの役に立ちたい『他者貢献』】
恐らく旦那さんが育児をやらない理由に「失敗したら嫌だな」「奥さんに違うって言われたら嫌だな」と感じてやらないという気持ちが少なからずあると思います。
だから旦那さんに育児が苦手でも何にも問題ないという事を教えてあげる必要があります。
どうするかというと先程の『褒めない叱らない』にも付随しますが認めてあげます。
例えば、旦那さんが赤ちゃんをお風呂に入れてあげて溺れさせそうになったとします。
その場合「何してるの」とか「危ないでしょ」と怒りたくなる気持ちも解ります。
しかし、そこをぐっと抑えて「大丈夫だった?でもお風呂に入れてくれてホント助かる」と旦那さんがお風呂に入れてくれた事を認めてあげましょう。
そうすると旦那さん自身「次から気をつけよう」とか「お風呂入れるの苦手だけど奥さんに貢献できているからまたやろう」と自分が奥さんの役に立っている事を実感して次からも積極的にお風呂に入れてくれるようになります。
【ありのままの自分を認める『自己受容』】
『自己受容』というのはダメな自分も良い自分も全て含めて自分だよ。という考え方です。奥さんの方が育児が早いとか上手いからやらない場合はこの考え方が重要になって来ます。
男性はプライドがあるのでどうしても上手くやりたい早くやりたいという気持ちから失敗を恐れる傾向があります。
その結果やらなければ失敗しないから恥をかかずに済むという考え方になりやらないという結論になります。
ではどうするかというと、育児が下手でも大丈夫な事を伝えてあげる事です。
例えば旦那さんが、赤ちゃんのミルクを作ろうとしてミルクを冷やし過ぎてしまったとします。
その場合責めるのではなく、「温度調整難しいよね。私もたまに失敗しちゃうよ」と認めてあげましょう。
そうする事で旦那さん自身「俺不器用だけどまあ良いや」と自分を認めてあげる様になり、何か苦手な事があっても失敗を恐れずに積極的にやってくれる様になるでしょう!
まとめ
今回は
- 旦那さんが育児をしない理由は旦那さん自身の気持ち次第で改善できる
- アドラー心理学の『勇気づけ』『他者貢献』『自己受容』を利用して旦那さんをやる気にさせる事ができる
事についてお伝えさせて頂きました。
旦那さんが育児にやる気をだしてくれたら子どもも旦那さんに懐くし自分の時間も作れる様になる、この様に良い事しかありません。
是非アドラー心理学を生かしてみんなから羨ましがられる仲良し家族になってくださいね。