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アドラー心理学

アドラー心理学を子育てに!共同体感覚を高める3つのポイントは⁉︎

アドラー心理学の『共同体感覚』と言う言葉聞いた事あるけどイマイチピンと来ないって事や『共同体感覚』は何となく分かったけど子育てにどう活かしたら良いかわからない何て方は必見です。

なんと『共同体感覚』は3つのポイントを押さえる事によって非常に高める事が出来、『共同体感覚』を高める事によって子どもの非行や不登校になったりする事を未然に防ぐ事ができちゃいます。

自分の子供には自分らしく伸び伸びと育って欲しいと思いますよね。是非これを読んで『共同体感覚』を子育てに活かしてみてください!

目次

【共同体感覚を知る3つの考え方とは?】

『共同体』とは人と人が関わり合うグループみたいな物です。

例にすると

  • わたしと子どもと言う2人のグループ
  • 家族と言うグループ
  • 親戚と言うグループ
  • 会社と言うグループ
  • 日本国民と言うグループ
  • 地球に生きていると言うグループ

と言うように人は様々な『共同体』の中に生きています。

アドラー心理学の『共同体感覚』とは人は誰しもこの『共同体』と言うグループに属しているから孤独などないと言う考え方になります。

そこまでは理解できると思いますが、そんな大きな目線で自分が孤独ではないと考える事はとても難しいと思います。

ではここからはどうしたら『共同体感覚』を高める事が出来るか3つの考え方を紹介いたします。

【自己受容】

自己受容とは、自分の良いところも悪いところも全部含めて自分はこう言う人間だと言う事を認める事です。

例えば、家事はしっかり出来るけど片付けが苦手だとします。

それを家事は100点だけど片付けは60点だから私はダメだとか悲観的に考えるのではなく、「家事は100点だけど片付けは60点なのが私!」と認める事です。

『自己受容』をする事によって自分自身の考え方がポジティブになり自分に自信を持って生きる事が出来ます。

自分に自信があると『共同体』の中の自分の存在が必要と思えるようになってきます。

【他者信頼】

『他者信頼』とは、他者を『共同体』と言うグループの一員としてみる事によって仲間として見て仲間を信頼する。と言う考え方です。

これも例にすると、子どもを家族と言う『共同体』の中の一員として考え、子どもを子どもと言う下として見るのではなく、仲間と言う対等な関係で見て信頼すると言う事です。

子どもを『共同体』の一員として見て信頼する事によって、子どもにも信頼してもらっているから親の事も信頼しようという考え方になり、子どもからの信頼を得る事になります。

『他者信頼』を出来るようになると、自分はこの『共同体』の中で必要とされていると思う事が出来ます。

そうする事でより『共同体感覚』を高める事が出来る様になります。

【他者貢献】

「他者貢献」とは、『共同体』に自分が貢献する事によって自分が困った時に『他者』が自分に貢献してくれると言う考え方です。

例にすると、家族の為に家事や育児をします。そうすると自分が病気になった時に家族が家事や自分の看病をしてくれると言う事です。

『他者貢献』をする事によって困ったら『他者』が助けてくれるから私は『他者』に貢献しようと考える事が出来、『自己受容」』を高める事ができます。

 

今紹介した。
自己受容』『他者信頼』『他者貢献』の3つを積極的に出来るようになると、『共同体感覚』を高める事が出来ます。

子育てに「共同体感覚」をどう活かすか?

【非行に走らないようにするには】

『共同体感覚』を高める事によって初めに紹介したように子どもを非行に走らせないようにする事ができます。

非行に走ると言う事は、元を返せば「寂しい」「注目されたい」と言う心境にあります。
この「寂しい」「注目されたい」と言う感情は「孤独」と言う気持ちから生まれます。
その「孤独」と言う気持ちを無くすためには、『共同体感覚』を高める必要があります。

具体的には、

  • 子どもに良いところも悪いところも全て含めてあなただから自身を持って生きなさいと教育し「自己受容」を高めます。
  • そして何かあったとしても私はあなたを信頼しているよと「他者信頼」がある事を伝えます。
  • 私はなにがあったとしてもあなたの味方ですよと「他者貢献」がある事を伝えます。

そうする事で子ども自身「自分には家族と言う味方がいるから孤独では無い」と考えられ、孤独と感じる事は無くなり、非行に走る事はなくなるのはないでしょうか。

【引きこもりにならないようにするには】

引きこもりになるのも、学校などで嫌な事があり自分に居場所がないと言う気持ちから生まれます。

ですので、非行に走るのを防ぐのと同様で
学校と言う『共同体』が全てではなく家族などの違う『共同体』に居場所がある事を伝えてあげる事が大切になってくるのではないのでしょうか。

【子育て全般に対しての「共同体感覚」】

今回は非行に走る子や引きこもりの子を例にしましたが、これは子育て全般に言える事です。

子どもに対していつでも居場所はここにある事を伝えてあげる事で何処かでうまくいかない事があっても自分には家族と言う帰る場所があると安心出来るのではないのかと思います。

まとめ

今回は

  • 「共同体感覚」を上げるためには自分を認めてあげて他者を信頼する。他者に無条件で貢献する事が大事。
  • 子育てでは子どもに対していつでも居場所がある事を伝えてあげる事が大切

について説明させていただきました。

いつでも帰れる場所があると言う事は自分にとって大きな力になり、違う「共同体」に行っても自分らしくいれるようになると思います。

これを読んで皆さんの子育てに役立ててもらえたらと思います。