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アドラー心理学に学ぶ!子育ては承認欲求を捨てる!自分らしい子育てとは?

突然ですが、「承認欲求」という言葉を知っていますか?
インターネットで検索をすると、「承認欲求 ○○」と何個も検索ワードが表示されます。
SNSでいいね!やリツイート,フォロワー数などは、他者からの承認そのものです。

■いいね!をされたら、自分の投稿を気に入ってもらえた!
■リツイートされると、自分の意見に共感してくれている人がいる!
■フォロワー数が増えると、自分が人気者になったような気分に!

多ければ多いほど、誰かに認められているような気がします。

こんなSNS中心になりつつある世の中で、
私たちはSNSの奴隷になっていると思いませんか?

子育てにおいても、誰かに認められたい!という承認欲求は
自分にとっても、我が子にとっても良くない結果を生むことがあります。
今回は、子育てにおいて自分らしく子育てができる方法をお伝えします♪

目次

承認欲求って?

承認欲求とは、他の人から認められたいという気持ちに支配されていることです。
この気持ちが強くなればなるほど、自分の人生をコントロールできなくなります。
承認欲求は、誰もが持っているものです。

承認欲求の例
・先生に褒められたい
・友達にすごい!と思われたい
・親に認められたい

褒めてもらえないと、行動しない子どもに

承認欲求が強い場合、
褒めてもらいたくて、子どもは行動をするようになります。
例えば…

いつも1人で出来ない片付けを、子どもが1人で片付けをしたので、
あなたは、子どもに「1人で、出来てすごいね!」と褒めました。
ちなみに、明日はお友達が遊びに来る予定です。

ここで、重要なことは子どもは、何を考えて1人で片付けをしたのでしょうか?

A.「片付けをしないと怒られるから、1人で片付けをした。もしかしたら褒めてくれるかも」
B.「褒められたいから、1人で片付けをした」
C.「明日お友達が来た時に綺麗な部屋で遊びたいから」

A.「片付けをしないと怒られるから、1人で片付けをした。もしかしたら褒めてくれるかも」
B.「褒められたいから、1人で片付けをした」
では、もし褒めなければ、もう1人で片付けはしないでしょう><

対して、
C.「明日お友達が来た時に綺麗な部屋で遊びたいから」の場合はどうでしょう?
これは、承認欲求ではなく自分がそうしたいから自分自身で行動したと思いませんか?

このように、褒めてしまいがちですが
褒めてしまうと、褒めなければしない子どもになってしまいます。
なぜ、そうするのか?を子どもに考えさせるのがコツですね^^

親も承認欲求を無くしましょう!

承認欲求を否定するべき!と言ったのは
1937年に亡くなった、オーストラリア人の精神学者のアドラーです。

そして、誰もが知っているアップルの創業者の
スティーブ・ジョブズも同じような言葉を残しています。
スティーブ・ジョブズって、本当に名言多いですよね~!

彼のスタンフォード大学でのスピーチの一節で
「あなたの人生の時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと」
という言葉があります。

彼は他人の欲求を満たすために生きるのではなく、その時間を使って自分のすべき仕事をしなければならないと説いています。

他人に認めてもらうって、一時的に気持ちいいことかもしれません。
ですが、それが当たり前になると義務感が発生しませんか?

「ワンオペって、すごく頑張っているね!えらいね!」
私は、このフレーズに随分悩まされました。

ワンオペが出来ている私は、すごいんだ!うれしい!もっと頑張ろう!と
人に頼ることもできたのに、ワンオペをして頑張っている自分に酔いしれていました。

そんな自分が他の人に認めてもらえる唯一の事だと、そんな風にも思っていました。
産後のホルモンバランスのせいか、ワンオペを続けていると次第に
悲しくなったり、子育てが辛くなったりもしました。

その時、思ったのです。
ここまでして、ワンオペしている自分を他の人から褒めて欲しいのか?
自問自答でした。

答えは、簡単でこんなにしんどいなら、誰かに頼りた~い!!
それから、主人や親に助けを求めワンオペを辞めました!

他の人に認められたい!と、そんなことで
自分の体を壊してしまうところでした。

大切なことは、自分の人生の時間を生きる事です。
他の人にどう思われるかを考える人生では、ありません。
少なくとも、私は承認欲求を捨ててすごく子育てが楽になりました♪

まとめ

  • 褒めなくても、子ども自身が考えて行動するよう誘導する
  • 承認欲求を捨て、ありのままの自分を受け入れる
  • 認められたい人生ではなく、自分らしい人生に

子育ては、初めてのことがたくさんあると思いますが
承認欲求を捨てて、なるべくしんどくならない子育てを目指しましょう^^