アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログ
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アドラー心理学

アドラー流!子育てが楽しくなる!2歳の心を育てる最高の言葉で大人も子どもも一緒に笑顔になれる声かけとは?

2歳といえば!
話す言葉が増えてきて、「イヤイヤ!」も真っ盛り♪

子育ての難しさを感じることがあるかもしれません。

産まれてきた時には、親の手なしでは何も出来ない存在から、
少しずつ離れていく、成長の過程。

そんな2歳を共にどのように過ごしていけば良いのでしょうか?

今回は、前向きな心理学♪『アドラー心理学』から読み解く、
心を育てる声かけ』についてご紹介していきます♪

子どもの心を育てながら、自分の心も軽くなる!

そんな、未来が楽しくなるアドラー式子育てを見ていきましょう♪

目次

2歳の子育ての大切さとは?

昔から、“三つ子の魂百まで”といいますね♪
幼い頃の性格は、大きくなっても変わらない”という意味ですが、

ここでの三つ子とは、数え年で3歳つまり、2歳児のことを言います。

3歳までに獲得したことが、その後の人格形成に大きく影響するということになります!

だからこそ、難しくもあり、大切な年齢でもあるのです。

困難に立ち向かうチカラを育む

アドラー心理学には、「自己受容」という言葉が出てきます。

アドラーの伝える自己受容とは、
出来ない自分もありのまま受け入れ、出来るように前に進んでいく」ことです。

親は、子どもに完璧を求めないことが大切と、アドラーは伝えます。

出来なくても、一生懸命に頑張っている姿を認めることで、
自分の存在を認め、前に進む活力を育むことに繋がるのです。

2歳から育む生きるチカラ

そんな「自己受容」ができるようになるために、ぜひ育ててほしいのが、『』。

人間が力強く生きていくために、
自分を信じ自分と他者を大切に思う『心』も大切だと、アドラーは伝えています。

さて、心を育てるためには、一体どんな言葉をかけたら良いのでしょうか?

勇気づけの大切さ

アドラー心理学の中では、【勇気づけ】という言葉が出てきます。

【勇気づけ】とは、
自分を信じ、困難に直面しても乗り越えるチカラを与えることができるとされています。

子育てには、「ほめる」や「しかる」言葉が使われがちですが、

アドラー心理学では、「ほめない」「しからない」ことが大切と伝えています。

大切なのは【勇気づけ】!

そんな【勇気づけ】に有効な声かけとは、どのような言葉なのでしょうか?

ずばり!

ありがとう】です!

「ほめる」や「しかる」を使う関係性は、縦の関係です。
上に立つ人が、下の人に使うという構造が出来上がってしまいます。

特に子どもは、大人の期待に応えようとするものです。

つまり、「ほめる」ことで、「ほめられたい」が目的になってしまうのです。

子どもにとって大切なことは、「自立」すること。
自立とは、「他からの支配や助力を受けることなく、存在すること」です。

その人にほめられることが目的になると、そこに依存が生じ、
本来の達成すべき目的を果たすことには繋がらないのです。

「ほめる」より、「ありがとう」をたくさん使いましょう♪

アドラー流!心を満たす言葉とは?

2歳はまだまだ小さいと思われがちですが、『ありがとう』はしっかり伝わります!

ではなぜ『ありがとう』は心に響くのでしょうか?

人の役に立つ喜び

アドラー心理学に出てくる「他者貢献」に関係します。

できた!」「よろこんでくれた!」という感覚から、
小さなココロが、ポッと温かくなるのを感じ、笑顔を向けてくれます♪

大人も『ありがとう』と言う時、自然に笑顔になり、心が穏やかになるのを感じると思います。

子どももその温かい『ありがとう』の言葉が聞きたくて、いろいろな良い事を、
自らで考え自らの意志で行動することが、楽しく感じられるようになるのです♪

2歳で育てる他者貢献

何か簡単なお手伝いをお願いしてみましょう♪

出来た時の声掛けは、「すごいね」でもなく「よく出来たね」でもありません。

ありがとう」です♪

その言葉を聞いたお子さんの表情をよく見てください。

自信に満ちた、凛々しい表情をきっと見せてくれますよ♪

子どもは、ありがとうの意味を音からも判断します。
特に、幼少期は感覚で物事を捉えていきます。
明るく、高い、温かい音に、安心感幸福感を感じ取るのです♪

2歳でも、自分の存在価値を高めることができる言葉が『ありがとう』なのです!

まとめ

  • 2歳までに獲得したことは、その後の人格生成に影響を与える。
  • 大切な2歳で、育ててほしいのは心。
  • 心を育てるには、アドラー心理学の勇気づけが効果的。
  • ありがとうは、みんなの心が温かくなる言葉

我が子といえど、「別の存在」。
親が支配できる存在であってはなりません。

いずれ、自分で人生を切り開いて、進んでいく時が来ます。

そのためのチカラを、心を、育んでいく基礎になるのが、2歳なのです。

『ありがとう』の中で育った子どもは、お友達にも自然に『ありがとう』が言えます

自分の心も温かくなって、子どもの心も育つ『ありがとう』♪
たくさん使って、笑顔いっぱい、楽しく!2歳の時間を過ごしてください♪