こんにちわ!アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログへようこそ!
こちらでは子育てに奮闘する貴方をアドラー心理学に基づく子育て法にて
応援していきます。今日のテーマは”ありがとう”についてです。
旦那さんやお子さんに日常生活の中で”ありがとう”を言っていますか?
「言ってる言ってる。手伝ってくれた時とか、留守番をしてくれたときとか・・」
「サンキューとかね。」
“ありがとう”は”サンキュー”とは少し違うんですよ。今日は”ありがとう”について
一緒に見ていきましょう!
目次
“ありがとう”の語源
突然ですが”ありがとう”の反対語を知ってますか?
A 当たり前
B 義理堅い
C ありてい
じゃーん!わかりました?答えはAの当たり前です。
へえーなんか不思議ーと思ってるかもしれませんね。(笑)
“ありがとう”の語源は仏教の開祖お釈迦様の時代にさかのぼります
お釈迦様が弟子との会話の中で”ありがとう”の語源について話しました。
「人間に生まれてきたことをどう思う?」と聞かれた弟子は「素晴らしい嬉しいことです。」と答えたら、お釈迦様は「どのくらい素晴らしいのか?」と再び問われ弟子は言葉につまりました。それでお釈迦様は譬え話(たとえ話)をします。
目の見えない亀が海底を泳いでいた。100年に一度その亀は海面に上がってきていた。海面には穴の開いた丸太がゆらゆら浮いていた。
「亀が海面に上ってきた時木切れの穴から顔を出すことはどのくらいの確率でできるだろうか?」とお弟子さんに問いました。
弟子は「それは滅多にない偶然でしょうね。」と答えたそうです。
そこで、お釈迦様は「そうだね。滅多にない、奇跡的、有難いことだね。それと同じで人間が、人間として生まれてくるのも何億分の1の有難いことなんだよ。」と答えたそうです。
“ありがとう”の語源は有難い、当たり前ではないということなんですね。ずしんと心に響いてきませんか?”サンキュー”=感謝=”ありがとう”ではないんですね。
私達はこうして生まれ、育ってパートナーに出会い、命が繋がっていく
それはものすごい奇跡の連続なんだと思いますね。
コロナや毎年のように災害を目の当たりにすると、生きていることや生活できることは決して当たり前ではないと思わされます。
日本語の”ありがとう“はこんな深い言葉なんですね。
こんなことも聞いたことがあります。”ありがとう“には力があって、水に毎日”ありがとう“と声をかけると、きれいな結晶ができ、”ばかやろう“というと結晶がいびつな形になるとか、
植物に”ありがとう“の言葉をかけると元気に育つと聞いたことありませんか?
またまたあ!何言ってんの?怪しいと、私も思ってました(笑)それで実験をしてみました。
毎年消毒をしないと我が家の芍薬(シャクヤク)はすぐ虫がついて途中で枯れてしまい、育たなかったんです。芽が出始めたころから、毎日”ありがとう“と声をかけ続けました。
なんと、初めて消毒なしで大輪の花をさかせました。うそー!それまでと変わったことはその言葉だけでした。ありがとうはすごいと思いました。
子育てや家庭で”ありがとう”を沢山使っていこう!
私の周囲には流産したとか、どうしても子供を授からないとか、病気になり諦めたとか、普通分娩で大丈夫と言われてたのに、お産がどうしても進まず、苦しんだ末に帝王切開になったとかなど、お産に苦労した友人が沢山います。
子供が生まれてきてくれることも、その子が健康に成長し自立した大人になっていくことも有難い奇跡だと思わされます。貴方の傍にいてくれる家族や我が子は宝物のような存在です。
子供は3歳くらいまで、生まれる前の記憶をもっていると言われます。
ちょっとちょっと今日はあっち系ですか?と言われるかもしれませんが思い切って話したいと思います。
友人の息子さんが小さい頃生まれる前の記憶をもっていたようで(今は全く忘れて普通の大人になってます。)
「僕ね、昔ね、お空にいたの。それでねママとパパをみてた。それでね、ママのとこに行きたいと思ったらポン!と生まれてきたの。」と話してくれたそうです。その他にも色々話してくれたそうです。
子供は母を選んで生まれてきてくれるんだと思いました。ありがとう子供達( ;∀;)
アドラー心理学と”ありがとう”
アドラー心理学では人とのつながりや絆の感覚を共同体感覚と言います。そしてこの共同体感覚を育てることが子育てにとって大切だと言われます。
そのために親は子供に勇気づけを行うことをすすめます。勇気づけは困難を乗り越える力をサポートすることです。
勇気づけは褒める事ではなく、感謝することだと言われます。さあでてきた!ありがとうです。”ありがとう”は子供に自信を与え、所属感や他者信頼を育てるものです。
生まれてきてくれてありがとう!
母として選んでくれてありがとう!
一緒にいてくれてありがとう!
助けてくれてありがとう!
どうか、子供さんにありがとう、大好きを沢山伝えてあげてください。
たとえ、ゲームばかりしてちっとも勉強しない我が子であっても、朝は何度起こしても起きない子でも、口答えばかり、生意気な子であっても、親子喧嘩できることは感謝できることです。生きているんですから・・
母の役割を与えられて育ててるけど母としては初めてで失敗したり、間違ったり、ダメなとこも沢山あるけど、貴方が選んでくれたから一緒に育っていこうねという気持ちをもって過ごせたらいいですね。
今日は1回声をかけただけで一人で起きれた
自分からおはようを言ってくれた
学校を遅刻せず、忘れ物をせず元気にいけた
ありふれたちょっとした子供の変化に目を向けて”ありがとう“をたくさんいってあげてください。貴方の家族から、”ありがとう“で当たり前でない日常を作っていきましょう♪
まとめ
- “ありがとう”は当たり前でない有難いことをいう言葉である
- 勇気づけの言葉としての”ありがとう”を日常生活の中に降り注いでいこう
今回は”ありがとう”についてまとめてみました。
“ありがとう”を大事に家族とすごせる時間を心に刻みながら楽しんでいきましょう