アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログ

アドラー心理学を使ったアドラー式子育てとは?自立を促す共同体感覚を高めよう!

アドラー心理学では「共同体感覚を持てているかどうか」
人生の幸せの鍵となると考えます。

あなたは、共同体感覚を持てていますか?
共同体感覚とは簡単に言うと、1人1人が自分らしくいられ
お互いに協力しあえる関係を周囲の人たちと築けている状態の事です。

この共同体感覚を高めるには
・自分が自分のことを好きになること(自己受容)
・他者のことを仲間と認める事(他者信頼)
・人の役に立っていると実感すること(他者貢献)

この3つの条件を満たすことが必要不可欠になります。
そしてこれらの条件は、人間の幸せの条件ともされています。

子どもの自立には、共同体感覚を高めることが必要です。

具体的に、この3つの条件ってどうやって高めるの?
今からは、この3つの条件を満たす方法を見ていきましょう!

目次

自分が自分のことを好きになること(自己受容)

日本の子どもの自己肯定感はアメリカや中国などの諸外国に比べて低い傾向だそうです。
日本の子ども全体の約70%が、
「自分はダメな人間だと思うことがある」と回答しているそうです。

また、「自分自身に満足している」と答えたのは、
約46%で、これは諸外国に比べて非常に低い結果だそうです。

自己肯定感を高めるには、3つのポイントがあります。

①頑張っている時に声かけする!

結果ではなく、頑張っている途中段階で声をかけてあげてください。
「頑張っているね」この一言だけでもいいですし、
「○○難しいのに、よく頑張ってると思うなぁ」こんな感じでもOKです。

②子ども個人の成長を認め、伝える

他者と比較はしないで下さい。
他者と比較すると、自分自身の価値をマイナスに受け止めるようになることが多いです。
個人の成長とは、子ども自身の過去と比較してみて下さい。

「前より、上手になったね!」「ゆっくりでも大丈夫!ちょっとずつ進んでいるよ!」
このような内容を、伝えてあげてください。

③無条件で大切な存在と、伝える

子どもは元気に育ってくれて毎日笑顔でいてくれることだけで、
それだけでいい!!と思っていますよね?

でも、それって子どもにちゃんと伝わっていますか?
日常の中で、積極的に伝える事がすごく大切です。

「大好きだよ!」「○○ちゃんといると楽しいな」
普通に、自分が言われても嬉しい言葉ですよね?^^
自分が普段思っていることを、どんどん言葉に出してみて下さい!

他者を仲間と認める事(他者信頼)

友達と仲間の違いはご存じでしょうか?

友達は、利害関係がなく、楽しくいられる存在、一緒に居て気が合うなど
気楽な関係が、友達ではないでしょうか?

一方、仲間とは自分には足りないところを補いサポートしたり、
時にはサポートしてもらったり協力し合えるのが仲間ではないでしょうか?

信頼とは、無条件に人を信用することです。
まず、親が子どもを信頼してお手本を見せてあげてください。

「あ~これが信頼されるってことなんだ!」と実感させてあげて下さい。
親が子どもに対して、仲間を作ってあげることはできません。

ですが、信頼されることを教える事は可能です。
いずれ、仲間ができた時にこの人だったら信頼できるという感覚が
親に信頼された子どもは自然に出来るようになっています。

人の役に立っていると実感すること(他者貢献)

人の役に立っていると実感することは、簡単なようで難しいかもしれません。
ついつい自分がした方が早いからと、子どもには任せないことって多くないですか?

私は、忙しい毎日の中で自分に余裕があまりないし、時間の余裕もなく
子どもに任せると時間がかかってしまったり、失敗したりと、ついイライラしてしまう。。
なので子どもには任せず、やってしまうことが多いです。

そこで、考えたのが休日は子どもが出来る事は自分でしてもらい、
お手伝いをたくさんお願いしてみることにしました!
これも教育の1つだと思えば、案外イライラもせずできたんです♪

休日の考え方は、こうです。普通の概念を無くしましょう。
・洗濯物を畳むこと→1時間かかるのが当たり前
・朝ごはんを作ること→3時間かかるのが当たり前

親は、休んでください!手出しせず、見守って下さい!
洗濯物がうまく畳めなかったかもしれません。
朝ごはんが、昼ご飯になったかもしれません。(笑)

ですが、親がゆっくり休むために子どもが頑張ってくれたのは事実です!
めっちゃくちゃ感謝してください!
「も~!すごくゆっくり眠れた!ありがとう!」
「読みたかった本が読めた!ありがとう!」

こんな感じで、子どもが手伝ってくれたおかげで「○○できた!」と具体的に伝えて下さい!
きっとすごく喜ぶはずです。
そして「自分がお手伝いをしたからお母さんが○○できた!」
「自分は役に立てた!」と、成功体験に繋がります。

まとめ

「子どもの自立」と聞くと難しい気がしますが
習慣になると、考えなくてもできるようになります。
すぐに実践できることばかりなので、ぜひ試してみて下さいね♪

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