アドラー心理学に学ぶハッピー子育てブログ

アドラー心理学の勇気づけは誰でもカンタン♪具体的な方法3つ紹介!

「勇気づけってなんだか難しそうだけど、自分でもできるのかな?」

アドラー心理学について学んでいくと、勇気や勇気づけといった言葉が出てきます。
一見難しそうな勇気づけですが、実はどういった行動が勇気づけに繋がるかさえ知っていれば、誰でもカンタンに実践することができます!

勇気づけが自然とできればお互いがお互いを高めあい、気持ちのいい関係性を築くことができますので、是非あなたも勇気づけに挑戦してみてください♪

目次

アドラー心理学は勇気の心理学である

まずは、アドラー心理学に出てくる勇気という言葉について整理しておきましょう!
アドラー心理学に出てくる勇気は、決してパチンコに有り金全部ぶち込むような勇気ではありませんよ(笑)

一般的な勇気…困難や危険を恐れない心

アドラー心理学の勇気困難に立ち向かうための活力

一般的な会話の中で出てくる勇気とは少し違いますね。

アドラー自身の言葉を借りると、「勇気とは、人が健康的に建設的に暮らしていく時に絶対に必要な要素である」と話しています。

そして、この困難に立ち向かうための活力(勇気)を与えることを勇気づけと言い、アドラー心理学ではこの勇気づけをとても重要視しています。

なぜ、勇気が必要なのか

それでは、なぜアドラー心理学では勇気を重要視しているのでしょうか。
理由はたくさんありますが、例えば以下のような理由が挙げられます。

以上のような理由から、アドラー心理学では勇気が重要視されています。

そして自らが勇気を持って他人と接することで、相手にも勇気を与えること(=勇気づけ)ができます
勇気が勇気を与える好循環を生んでいきます!

逆に、勇気がないとどうなるのでしょうか。

勇気がないと、人は困難を乗り越えることができず、人間関係もうまく行きません。そしてありのままの自分を受け入れられなくなり、劣等感や孤独感に襲われてしまいます。

どうですか。勇気、めちゃくちゃ大事な気がしてきませんか。

そうなんです。ある意味、勇気って人が生きていく上でなくてはならない超重要な要素であり、誰しもが身につけるべき能力であると言えます。

あなたも勇気づけに挑戦しよう!勇気づけを行う方法

先ほど、人生において勇気がいかに大切かという点を見てきました。

それでは勇気とは、どのようにして得ることができるのでしょうか。

ここでは勇気づけを行うための具体的な方法を3つ紹介します!

1.自己受容をする

勇気づけをする方法1つ目は、自己受容をするこです。

自己受容とは”ありのままの自分に自信を持ち、ありのままの自分を偽らずにそのまま受け入れること”です!

ここでのポイントはありのままであることです。自分を偽ったり、背伸びをしたり、自分を強く見せたりするのではありません。

60点の不完全な自分を、そのまま受け入れるということです。

勇気づけをするための方法なのに、自分のこと?と思うかもしれませんが、この自己受容ができていないと、相手を勇気づけることなんてできません!

何事もまずは自分の態度から、というところですね♪

2.相手を尊敬する

勇気づけをする方法2つ目は、相手を尊敬することです。

ここでいう尊敬も、私たちが日常で使う尊敬とは少し意味が異なります!

一般的な尊敬
…他人の人格や行いの素晴らしさに感じ入り、頭を下げたくなるような気持ち
アドラー心理学の尊敬
ありのままの相手を見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のこと

ここでのポイントは、自己受容と同様にありのままであることです。

私たちが日常で使う尊敬は、「あの人は○○だからスゴイ!」というように、条件付きでスゴイと認識することです。

それに対しアドラー心理学における尊敬は、ありのままの相手に敬意を払い、相手の存在そのものに価値を見出す能力のことです。

尊敬がちょっと難しいな…と感じる方は、まずは相手の言葉、行動、趣味、思考、性格などを否定せず、この世の唯一無二の尊い存在なのだという態度で相手を受け入れてみましょう!

3.相手に感謝する

勇気づけをする方法3つ目は、相手に感謝することです。

相手に感謝することで、相手は貢献感を得ることができます!

ここで重要なのは、感謝することが大切なのであって褒めるでないということです。

褒める
…上から目線と思われる。何かしらの条件を達成した時に行う行為なので、相手が条件を達成できなかった時、失望感を与えてしまう

感謝する
…上から目線とは思われない。相手は感謝されることで貢献感を得ることができる

ここでのポイントは、上から目線と思われるか思われないかです。

感謝を伝えることは上から目線になりませんし、相手に感謝を伝えることで、相手は「あなたに貢献できた」と貢献感を得ることができます

貢献感を感じることは直接勇気につながりますから、相手に貢献感を感じてもらうことができれば、相手に勇気づけしたことになるのです。

まとめ

勇気づけは一朝一夕でできるようになるものではありません。今回紹介した3つを日々実践していきましょう♪

 

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